2003年にオーストラリアで始まって以来、現在では世界中に広まった前立腺がんに対する認知度向上を目的としたチャリティー運動「Movember(モベンバー)」。毎年11月になると、バンクーバーの街にも口ひげをたくわえた男性が急増し、市内のレストランやベーカリーなどで収益の一部を同運動のために寄付する期間限定メニューも登場する。今年のスローガンは「Grow, Give or Move(ひげを生やす、寄付をする、運動をする)」。主催団体の「モベンバー基金」では、性別や年齢にかかわらず、より多くの人が口ひげを生やさなくても参加できるよう、今年初めて新しい企画「MOVE」を立ち上げ、同運動のさらなる普及を目指している。